二教はグッと締めて行うべし/合気道稽古日誌3月20日
今日は両手取りを基本にした動きでした。 両手取りはたぶん、秋以来の稽古だったのでなかなかポイントがわからない状態でした。
天地投げは久しぶり&ほとんどやったことがないので動きのイメージができず…… 受けもどういう攻撃をしかけていっているのかもわからないので、相手の人がやりづらかっただろうな…
ということで、このあたりは徐々にやりつつこの日は二教をより深く理解できるように努めておりました。
この日のポイント(両手取り〜二教)
- 相半身で両手を掴ませる
- 前足を下げつつ、相手の腕を相手の肘部分から甲でなでるようにして下に落とす(引くのではない)
- このとき、姿勢を正す
- 二教裏のときは、相手の後に深く入る
- 相手の腕を降る?時も、落とすようなイメージでしっかり。
- 相手が反撃できないように、ヘソを相手に向けて手の甲を肩口にあてる
- 腕をひねるのではなく、直角のかたちにしてヘソを落とすようなイメージ
- もう一度、裏へ入る。
- 足でしっかり肩を固める。手のひらや腕をしっかり身体に密着させる(このときに密着させるだけで結構効いている)
- ゆっくり力を加える
このしっかり身体を密着させることで、効いている感じを伝えられるということです。 他にも両手取りから腕を払う方法や小手返しの固め方を教えていただきました。
小手返しは手首を痛めるのではなく、相手の肘を相手のお腹に対して畳に落としていくイメージです。
これだけでも頭がこんがらがりそうですが
- 二教を極めるときはしっかり身体と腕の隙間を埋める
- 小手返しは相手の肘をお腹を通して畳に突き刺すように&姿勢を正す
という2点で覚えておきます。
腰ではなくお腹の力を使う?/合気道稽古日誌3月12日
感想
初級クラス、一般クラスに参加
初級クラス
- 前回り受け身
- 後ろ回り受け身
- 座技一教表裏
- 正面打ち一教表裏
- 横面打ち四方投げ
- 横面打ち入り身投げ
- 横面打ち二教表/裏
ポイント
- 一教で跪座をしながら腕を押さえるとき、肘より少し上の部分を向こう側にするようにするとより極まる
- 横面打ちからの呼吸投げは、脇を締めかつ手のひらを上に向けたまま(=とにかく脇をあけない!)
感想
初級、一般クラスともにN先生に教えていただきました。 T先生は仕事でお休みということでした。
N先生からは、T先生とやることは同じですが、少しアプローチが違う方法をやってみましょうということで稽古が始まりました。
いつもは腰を意識してやる部分に対して、お腹を意識せよとのこと。
これが、かなり難しいですね。 (というかチンプンカンプンでした……笑)
合気道の不思議な力はお腹にあるのだということがわかりましたが、それをどうやっていいのかはまだわからず…
理屈ではわかったので、何度か身体を動かしてトライ&エラーを繰り返せばいいのかと思います。
ともあれ、良い稽古でした。
基礎稽古こそ、姿勢を意識/合気道稽古日誌3月5日
早いもので今年ももう3月ですね。 合気道が上達したという感じはまだないのですが、ひとつずつ身につけていると思って継続します。
今日は初級クラスに参加しました。
娘2人の行事が終末に集中することもあり、隙間時間を見つけての参加ですが、この日も次女と一緒に(入口で待たせたまま)稽古に行きました
いつも誰かが次女を見てくれるのでほんと助かってます。
やったこと
- 座技前回り受け身
- 前回り受け身
- 後回り受け身
- 座技一教表裏
- 正面打ち入り身投げ
- 正面打ち四方投げ
- 正面打ち小手返し
- ※中学生は横面打ちだったので、彼らと稽古するときは横面打ち。
感想
前回り受け身が少しできるようになってきたと思っていたのですが、左半身からの前回り受け身があまりできていないと指摘いただきました(汗
その言葉をいただいてから、意識してやると今度はうまくいったと言われましたが、右利きなので左手を使う稽古全般がちょっと苦手です。
また、この日は今まで学んだ型の復習を心がけておりました。
小手返しのときにさばいてから、相手の手を掴みにいくときは、姿勢をただしお腹の力で腕をすべらせるように抑えてから、小手をしっかり握って、ヘソの前を意識しました。
ともかく、
- 姿勢
- お腹の力のいれかた
- 中心
と普段教わっていることを自分の頭のなかで繰り返しながらの稽古になりました。
基本がしっかりできると、技もうまく伝わるような気がします。
横面打ちの体捌き/合気道稽古日誌2月28日
今日は火曜日の稽古にひさびさに出ることができました。
仕事が、決算期と出張が重なり忙殺されてしまっているので、久しぶりにこの時間は自分のためだけに使うぞと思いたっての稽古でした。
おかげさまでいい汗をかけました。
今日の稽古
- 横面打ち
- 横面打ちをしてきた相手に対して前に出て崩す
- 横面打ちをさばく稽古
- 横面打ちをさばいて呼吸投げ
- 横面打ち一教表裏
- 横面打ち四方投げ表裏
- 横面打ちをさばいて、押さえる腕を持ち替えて、座り投げる
- 横面打ちをさばいて、押さえる腕を持ち替えて、隅落とし等
- 横面打ちをさばいて、腕を練り合いながら入り身投げ風の動き etc
稽古のポイント
横面をさばいたときに腕をつかまずに押さえる。 このとき力を入れると固まった動きになるので、責め合いながらも力まない。
また、しっかりつながりがつくれている状態であれば横面をさばかれたあと受けがついていけるようになると技が決まる
という感じでした。
あとは S 先輩から、崩されて投げられるときに前回り受け身をしようとか、受け身を予め決めておくとケガをするので、なるようになったときに受け身をとるようにしたほうがよいというアドバイスをいただきました。
それはもうほんとおっしゃるとおりですね。
受け身を決めておくこと=力むことと近いと思いましたので、肩の力を抜いてしっかり半身をとり適切な受け身がとれる柔らかさが必要だと実感しました。
入り身一足でポイントをずらせ!/合気道稽古日誌2月25日
この日の稽古は交遊のある他道場の方々と合同稽古でした。
他道場の方と一緒に稽古をするのは初めての経験でしたので、大変有意義な時間となりました。
他道場の合気道は普段私が教わっていることと考え方が異なるところもあり、多様な側面を見せてくれたからこそまた合気道の深さを理解できました。おもしろいです。
学んだこと(前半)
- 横面打ちから力を抜く練習
学んだこと(後半)
- ぶつかるとは何か?
- 入り身一足とは?
感想
前半はT先生(私の先生)からの稽古でした。 稽古相手もなるべく他道場の方にお願いをしたのですが、皆さん袴……というかこの日の稽古、白帯私だけ……
諸先輩方から胸をお借りしての稽古でした。
前半はT先生からいつもどおり、力を抜くために横面打ちをさばいた後にやわらかく手の力の方向を変えて崩し、各技に入っていくという力の使い方の稽古でした。
後半は他道場の先生による、ぶつかりをしてからの優位な姿勢のとりかたといったところからスタートしたように思います。
相手が片手をとりにきたときに、力を抜いて腕をとらせ、そのときにお腹の力で跳ね返すようなイメージの稽古からスタートです。
これは一度、ぶつかりをお腹で返すという稽古でした。 初めての経験なので、ぶつかったときに少し肘を張ると相手のみぞおちに入るのですが、それはあくまでも予備の形で、半身のままお腹の力で返すことを意識することが大事だったようです。
そこから、一教の練習になったのですが、そのときに入り身一足をするようにと教わりました。
相手が一番力を入れてくるタイミング(剣でいえば、振り下ろしを狙っているタイミング)の少し前、つまりここが一足分前に踏み込んで力がMAXになる状態の手前に入ることで、力をでなくして、かつ自分は半身で一番力が込められる状態をつくれということでしょうか。
かなり難しい内容で、相手が吹っ飛ぶ映像をみたことがあるのですが、その現象の理屈が少しだけ見えたように思います。
ほんのすこーしですよ(すみません)
そのあと、T先生と他道場の先生が食事中にお話をされていたときにおもしろい話が聞こえてきました。
ひとりの先生は「上手な人や初級の人などいろいろな人すべてに合うような稽古をするのがなかなか難しい」という話をされると、もうひとりの先生は「私は私の理想の合気道を研究しているような感覚を持っています。つまり道場生は私にとって合気道のための研究材料といったら失礼ですが、そのような感覚をもっています」 ということでした。
どちらがどうという話ではないのですが、いろいろな考え方を持ったうえで同じ合気道をしていることを感じられたおもしろい1日でした。
ありがとうございました。